令和4年度 事業方針


「勇 往 邁 進」

~時代の変化に合わせ新しいことに挑戦~

 

令和4年度会長 渡邉 努
令和4年度会長 渡邉 努

 

 

<基本方針>

 世界経済は、国や地域によるばらつきはあるものの、コロナ危機による落ち込みから回復を続けています。欧米先進国では、ワクチン接種完了者が増加し、防疫と経済活動の両立が進んでいますが、世界経済の回復ペースは減速し、部品・原材料不足の深刻化、資源価格の上昇、中国の電力不足による生産減速などが要因と考えられます。

 

一方、国内に目をむけてみると令和3年の自動車販売業界では、世界的な半道体不足に加えコロナ禍による部品調達の滞りの影響からメーカーの減産のあおりを受け、9月以降の新車販売は前年の7割程度まで減少しました。自動車整備業界においては、令和2年4月に施行された「特定整備制度」への対応が進み、4年間の猶予はあるものの、令和4年も認証取得に向けて各社で社内体制を進める必要があると考えています。さらには、令和3年10月から始まった車載式故障診断装置(OBD)点検、令和6年10月にはOBD車検も控えています。今後、電動化や自動運転化が進むにつれて、自動車部品点数の減少にともなう利益の減少、高度な整備技術習得、メーカー独自のオンラインでの車両販売開始など自動車業界はこの大変革期に直面する様々な課題をクリアしていくことが今後の重要なポイントとなります。

 

我々、京都自動車青年会議所(AJA)は、時代の変化に対応していくことはもちろんですが、自動車業界を支える青年経営者として、業界の一層の発展を目指し、50年を超える歴史ある当会の名に恥じぬように努力を重ねていく必要があります。そのためには、会員個人のスキルアップや会員間での連携強化による情報の共有や交換は不可欠です。常に新しいことにチャレンジする気持ちを忘れることなく、会の運営に邁進していきたいと考えておりますのでご協力をお願いいたします。

 

今年度のスローガンとして掲げた「勇往邁進」とは、恐れること無く、目的・目標に向かってひたすら前進するという意味を持っています。コロナ禍のなか、思うように活動ができない時代ですが、AJAが京都の自動車業界を盛り上げ牽引できる運営をし、模範となるよう全会員で力を合わせて活動していきましょう。

 

 

 

<活動方針>

1.何事も常に前を向き活発な会の活動運営

2.若手及び未経験者の積極的な参加、登用

3.京都自動車業界人の発掘と入会促進

4.グローリー会の諸先輩と交流を図る

5.一般社団法人京都府自動車整備振興会および同会青年部会との連携を図り、業界のさらなる発展に貢献していく

 

<活動計画>

1.例会・委員会・情報部会・掌握事業の着実な運営並びに遂行

2.新入会員増強活動の実施

3.一般社団法人京都府自動車整備振興会や他会との情報交換の場に積極的に参加

 

<運営計画>

1.組織構成および役員

1) 理事員数は15名とする

会長1名、副会長3名、直前会長1名、監事2名、情報部会長1名、情報副部会長1名

委員長3名、担当理事(委員会)3名

    2) 委員会は3委員会とする

   

2.理事会

    1) 理事会を月1回 第一火曜日に開催する       

       理事未経験者又は委員会メンバーのオブザーバー参加促進

2) 必要に応じて三役会を開催する

(会長・副会長・直前会長・監事)

 

3.例 会

    1) 基本的に月1回 第三木曜日に開催する

    2) 各委員会が分担し企画運営する

 

4.掌握事業

    1) 会員増強活動

    2) 友愛献血活動

    3) AJAニュース

    4) 近青協活動

    5) 緊急対策

6)       情報部会

 

    ※上記の活動を副会長及び各委員会が分担し遂行する。

 

以 上

 

 

 

※令和3年度は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、京都府のモニタリング指標に基づき
 理事会、例会および各種事業の開催方法を変更することがあります。