感染防止でリモート開催
京都・大阪・滋賀・兵庫の自動車青年会議所からなる近畿地区自動車青年協議会(近青協)は
11月20日、第45回「合同例会」を開いた。今年は、新型コロナウィルス感染防止の観点から、ウェブ会議システム「ZOOM」を使用したオンライン方式を初採用。
「求められる変化」をテーマに4府県の会員事業者と友好団体が参加した。
はじめに、今年度幹事クラブの滋賀県自動車青年会議所の清水英俊理事長が「今年度は、コロナ禍で初めてオンライン方式で実施した。対面でのコミュニケーションが重要だと思うが、今後はリモートにも対応していく必要がある。様々な変化に対応するとともにネットワークを活用して苦境を乗り切ろう」と呼び掛けたあと、例会の主旨説明を行った。
続いて、来賓あいさつでは、近青協顧問の吉田おさむ氏、近畿運輸局自動車技術安全部長の盛田慎吾氏、滋賀県自動車整備振興会・滋賀県自動車整備商工組合の後藤敬一会長・理事長が祝辞で華を添えた。
第1部の式典では、4府県の近青協メンバーがそれぞれの活動を動画で報告した。
京都自動車青年会議所(城谷元喜会長)は、コロナ禍で、4月から6月までの事業を休止したものの、
7月からはオンラインを使用し、通常通り例会を実施。初の試みとして、リモートでの納涼例会を開催したことなどを報告した。
このほかにも、兵庫県自動車青年会議所(大塚隆史理事長)、大阪自動車青年会議所(池田卓史会長)、
幹事クラブの滋賀県自動車青年会議所からも、趣向を凝らした動画で報告を行った。
このあと、特定整備や先進安全自動車の普及促進、ワンストップサービスのメリット、デメリットなどの
質問に対し、近畿運輸局自動車技術安全部整備課長の田辺剛敏氏が回答し、第1部は幕を閉じた。
第2部の「リモート懇親会」は、はじめに、京都の城谷会長が「今年はコロナ禍の中で、試行錯誤を繰り返しながら事業を実施した。この苦境を乗り切った時のステップアップの幅は非常に大きくなると思う。
引き続き、知恵や意見を出し合って情報交換しながら『近畿は1つ』で業界を盛り上げていきましょう」と
あいさつして開会。
新入会員や今年度の卒業生が次々と紹介され、次年度幹事クラブに近青協旗が引き継がれた。
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