卒業生を送り出す

　京都自動車青年会議所（AJA、城谷元喜会長）は9日、亀岡市のサンガスタジアム京都で卒業例会と卒業セレモニーを相次いで行い、令和元年度卒業生の大薮聡氏（（有）大薮自動車工業）、令和２年度卒業生の

前川竜一氏（（株）武田ゴム商会）、安田俊則氏（（株）安田自動車工業）、石川康志氏（（有）Bright）を

同会のOB会員で構成されるグローリー会（安田三郎会長）の会員らとともに送り出した。

　例会の冒頭、城谷会長は「今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大で、6月までは例会を中止したが、再開した7月からは例年にも増して、とても素晴らしく進化したものになったと思っている。来年度は新たなスローガンのもと、自動車業界の先頭に立ち、より良い方向へ導いていくために一層努力を重ねる」とあいさつ。

　安田グローリー会会長は「卒業おめでとう。今年はコロナで宙に浮いたような１年間だったが、これによって生まれたものもある。現役メンバーの益々の発展を祈念するとともに、我々も皆と切磋琢磨しながらより良い業界を目指したい」と卒業生を祝福し、現役メンバーにはエールを送った。

　サンガスタジアムのピッチに会場を移し卒業セレモニーがスタート。

卒業生４人に花束が贈られ、恒例の卒業スピーチでは、それぞれが入会から卒業までに経験したことや思い出話などを一つ一つ振り返りながら述べ、感謝の言葉とともに卒業した。