第48回 近青協合同例会を京都で開催
京都・大阪・滋賀・兵庫で構成する近畿地区自動車青年協議会(近青協)は11月22日、地元京都のホテルオークラ京都(中京区)で第48回合同例会を開催した。
イベントテーマは「BUSINESS RENOVATION」~未来ある業界へ~。
各府県から集まった会員らが気持ちを新たに今後の自動車業界の発展に向けたチャレンジに挑むため、結束を深めた。
伝統と変化生かし新たな時代の経営語る
第1部では講演会を開催し、講師として(株)細尾の細尾真孝社長を招き、イベントテーマを基に講演した。
西陣織を世界に発信する細尾社長の経験を基に、古き良き伝統を残して企業がいかに時代に合わせた変化を遂位げられるかを熱弁。
「自分たちが持っている固定観念を壊し、チャレンジしていくことで新たな道が見えるはず」とエールを送った。
チャレンジ続けて青年協議会を次の世代に
第2部では近青協幹事クラブの京都自動車青年会議所(AJA)の東公亮会長が「新たなチャレンジに臨むことで新しいアイデアや出会いが生まれる。近青協各団体のさまざまな活動を基に、こうした気持ちを今後にもつないでいきたい」とあいさつ。
このあと、登壇した近青協各クラブから、滋賀県種村理事長、大阪糀谷会長、兵庫衣笠理事長らが、本年度の活動報告が行われた。
この中で東会長からは「自覚と責任~格好良いって何???~」をスローガンに掲げ、さまざまな事業に取り組んできた成果を報告した。
来賓のAJA顧問の福山哲郎参院議員は「自動車の変化は激しいが、皆様の業界は間違いなく必要不可欠だ。守っていかないといけない」と訴えた。
近畿運輸局自動車技術安全部の野中秀紀部長もあいさつし、「自動車業界の発展に向け、適正な対価を受け取れるように活動につねげていきたい」と意気込みを語った。
第3部懇親会
懇親会は、近青協をモチーフとしたハードボイルドなオープニングムービーで華々しく幕開け。
アトラクションでも、オリジナル映像の存在感が際立ち、会場のボルテージは一気に高まった。
どよめきの中、4府県の会長・理事長が瓦割りゲームで激突、各府県健闘するも、14枚を割った京都に軍配があがった。
このほか、ステージでは新入会員と卒業予定が紹介され、次年度会長として登壇した奥村大生氏は「今年度がいろいろ新しいことを取り入れた年だっただけに、自分の仕事は本流に回帰させることだと自覚している」との考えを示した。
また、東会長から次年度当番幹事滋賀の種村理事長へ「近青協旗」が手渡された。
最後に京都の市場副会長から閉会のあいさつで第48回近青協合同例会を閉幕した。
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