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6人の卒業生送り出す

AJAが卒業例会で感動演出

京都自動車青年会議所(AJA、東公亮会長)は3月9日に開いた例会で、2023年度の卒業生6人を送り出し、新たな門出を祝った。 

 

壇上で東会長は「早いもので今回の例会をもって1年間の任期を全うすることになるが、本日がその集大成。長年活躍した人たちが去っていくのはやはり寂しい」とあいさつ。

 同会のOBメンバーで構成するグローリー会の安田三郎会長も「卒業おめでとう。しかし、卒業してもまだなお(グローリー会として)続きがある。これも現役時代の活動のたまもの」とエールを送った。

 

令和5年度を統括する各理事会報告後に卒業例会を開催した。

同会を今年卒業するのは、谷口桂治(ダイコー自動車工業)、城谷元喜(城谷自動車工作所)、田中宏和(北山自動車)、平野仁智(ZENSHO)、山本佑司(朱雀オート)、渡邉努(山長自動車)ーの6氏。

 卒業式では、東会長から卒業生に感謝状と記念品、花束が手渡された。これを受け、平野氏は「今になって、もっと精力的に活動しておけば良かったと思う」と語り、田中氏は「視野が広がり、優しさと厳しさを教えてもらった」とスピーチ。

山本氏は「いろいろな人が集まるAJAはまさにチームだ」と強調、谷口氏は「とにかくよく怒られた。入会してからは人生AJA一色だった」と振り返った。

一方、城谷氏はコロナ感染が深刻だったころの思い出をひもとき、「みんなの発想力で活動が止まらなかった。底力を見た」と称賛。

渡邉氏は「ぜひ理事になってAJAを今よりもっと良くしてほしい」と託し、卒業生からの記念品としてアクションカメラセットが現役メンバーに贈られた。

 

懇親会の席上で上映された卒業生あての創作ムービーも、祝福ムードに華を添えた。冗談や皮肉を交えながらも、各卒業生の家族や友人らが出演する感動作に出席者全員が胸を打たれた。

結びに、会長引き継ぎ式が催され、東会長から紅緋(べにひ)の会旗を受け継いだ奥村大生次年度会長は「第58代会長を仰せつかることになった。1人1人がモチベーションを持ち、躍動的にまい進できるAJAを目指す」と所信表明した。