· 

内山会長が所信表明

4月例会と決算総会開く

京都自動車青年会議所(AJA、内山隆介会長)は4月17日、都ホテル京都八条で4月例会と決算総会を相次いで開催、新体制を本格稼働させた。

 例会で内山会長は、今年度スローガンに掲げる「求心力〜惹きつける力で結束を強固にする〜」に触れ、「米トランプ政権による関税引き上げ、EV(電気自動車)シフトの失速といった業界の激しい動きに右往左往することなく業界発展に一役買うには求心力が必要」とその主旨を解説。その上で、「当会にはいろいろなキャラクターが勢ぞろいしているが、それぞれが持てる力をいかに発揮できるかだ。全会員が積極的に参画してくれれば、素晴らしいアイデアが生まれ、その求心力が業界を元気にしていく」との見方を示した。

また、京都府自動車整備振興会の田崎暁常務理事も「スローガンに強く共感した。ぜひ求心力を追求され、真のリーダーを業界に送り出してほしい」と来賓祝辞でエール。

AJAのOBで組織するグローリー会の安田三郎会長は㈰襟を正す㈪不易流行の実践㈫謙虚、素直、感謝を大事にする㈬貸借対照表と損益計算書を勉強するーの四つの教えを説き、「この1年はきっとメンバーにとって有意義なものになるはず」と願いを込めた。

「勤倹力行(きんけんりっこう=仕事に励みつつましやかにし、精一杯努力すること)」「虚心坦懐(きょしんたんかい=何のわだかまりもない素直な心で、物事に臨むこと)」「求道精神」ーの3委員会の委員長らも活動方針を発表した。

一方、決算総会では奥村大生・直前会長が、近畿地区自動車青年会議所合同例会を含む7分野37項目からなる事業報告書と収支報告書を読み上げ、原案通り可決した。